<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

これでなくっちゃ!

先日、お客様からこんな写真が送られてきました下

『今朝開けて、ひとビンの3/4くらいを使い切りました』とのこと。
Le fruit de l'auroreの『いちご×黒糖』がお気に入りだそうで、前にもトーストの上でビンを逆さまにして振ったらしく、ひとビン全部のせちゃったとかむっく
完全なるスイーツ男子ですぐー

思わず「乗せ過ぎー!」と思ってしまいますが、
フランスでは結構こんなバランスだったような。
日本の食パンパンは5〜6枚切りが一般的ですが、
フランスのタルティーヌトーストにするパンは、
日本の食パンでいうと8〜10枚切りくらいの厚さ。
日本のジャムトーストといえば、パンの上にジャムをすーっと薄ーくのばす感じですが、フランスではパンの上に具のように”乗せる”感覚。
日本が「パンを食べるためにジャムを塗る」だとすると、
フランスは「ジャムを食べるためにパンに乗せる」という感じ?
しかもフランスでは、バターを塗った上にジャムをのせる人が多いのですが、
これ一度やったらやめられないおいしさですおいしい

『ジャム=砂糖たっぷり』というネガティブなイメージだと、ついつい控えめに塗りがちですが、具(実?)がゴロゴロ入ったコンフィチュールなら、
たっぷり乗せても意外と見た目ほどの甘さはありません。
脳のエネルギーになる糖分をとるためにも、朝食にジャムは最適太陽
しかも、フルーツを加熱したジャムには、生のフルーツには含まれない
「メラノイジン」という、強力な抗酸化作用をもつ成分が含まれています王冠

『朝の果物は金』と言われるように、ビタミンCなど加熱で壊れてしまう栄養素もあるので、フレッシュフルーツを食べることももちろん大事なのですが、
ただ甘いだけではないコンフィチュールを、
ぜひぜひ上手に活用してみてくださいイチゴジャム
コンフィチュール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |

今年のあんず

今年の杏が届きました!下

杏の産地・長野は、春に季節外れの雪が降ったせいで杏の木が実をつけず、収穫量が例年の3割に激減してしまったとのこと。
「今年は杏のコンフィチュールは見送ろうかな・・・」とも思っていたのですが、
なんとか入手できました。ほっふぅ

果物は、毎年ちょっとずつ甘味、酸味が違うので、
最初の一炊き目(?)は毎回ドキドキするのですが、
貴重な今年の杏。しっかり美味しく炊きますよぐー

発売は7月中旬ごろの予定です。
パイナップルのコンフィチュールに続き、
初夏の味、杏のコンフィチュールをどうぞお楽しみに!おいしい
コンフィチュール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |

やっぱり銅鍋!


じゃーんクラッカー 人生初のマイ銅鍋です拍手 しかもフルオーダーkira
もう、抱っこして寝たいほど嬉しいうれしい

『メゾン・フェルベール』でもそうだったように、
コンフィチュールを炊くには銅鍋が一番なことは百も承知だったのですが、
製菓道具として販売されている”ジャム用銅鍋”は天面が広く、その割に高さの
ないものばかりで、私が使いやすいと思っているサイズが見つけられないまま、
Le fruit de l'auroreをオープンして早3年が過ぎてしまいました。

「やっぱり銅鍋が欲しい!」と思っていたところ、母から
「そう言えば、同じ八尾で、打ち出しの銅鍋を作ってるところがあったはずよ」
と教えてもらったのが、『鍋工房 姫野工作所』さん。
ギリギリ自転車で行けそうな距離だったので自転車
直接伺って相談に乗っていただきました。
(完全なペーパードライバーなんです・・・とほほ

『職人さんだし、突然の飛び込み(もちろんTELはしましたが)だし・・・』
と不安ながらに行ったのですが、お会いしてみると、
同じ地元の親しみやすさたっぷりな様子クローバー
以前にもジャム用の銅鍋を作られたことがあるとのことで、
「せっかく作るんですから、とことん気に入るものを作りましょ!」
と、色んな見本を使って説明してもらっているうちに、
天面、高さ、テーパー、底のアール、持ち手、板厚・・・
結局フル・オーダーで作っていただけたんです。この時点ですでに感激うれしい

しかも、いちごが旬をむかえているため、超特急で仕上げてもらいました。
※本当にありがとうございました感謝

早速使ってみると・・・サイッコーですぐー
銅の熱伝導の良さ、板厚による保温性、仕上がったコンフィチュールの発色の良さは、分かっていたはずだけど、やっぱり感動ものあぁ・・
「中で対流しやすいから」とオススメされてつけたサイドのアールと、
底のアール具合が抜群で、ゴムベラがとてもスムーズにはらえます。
「味がまろやかに仕上がるって言わはりますね」とおっしゃっていた通り、
銅鍋にしただけですが、味がしっかりまとまったような、
なんだか去年より美味しくなってる気もおいしい

鍋サイズも今までのものより少し大きくしたので、
当然のことながら作業性が格段にUPびっくり
一人で作業している私にとって、これだけでも大きなプラスなのですが、
フルオーダーしたキラキラの銅鍋で、より色鮮やかに、より美味しいコンフィチュールに仕上がる嬉しさが、更に作業性を高めているような。
実はそれって大事ですよねクローバー

オーダーした鍋を受け取りに行った際、
「板厚上げた分、やっぱり結構重くなったけど大丈夫?」
と心配されたのですが、両手で持ち上げてみて
「全然大丈夫です!この重みが良いです」
なんて答えたものの、使ってみて気づいたのが、
最後に鍋底に残った少量のコンフィチュールをあけるときは、左手で鍋を持って
逆さに傾けたまま、右手でゴムベラを使ってはらわないといけないむっく
さすがに片手の逆さ持ちは、腕がプルプルしました・・・しょぼん
(二の腕が引き締まったらいいなぁえへ

この銅鍋で作った『いちごのコンフィチュール4種』イチゴジャム
実際に見て、味わって、ぜひ昨年との違いを感じてみてください感謝



 矢印到着したてのマイ銅鍋。
   神々しく輝いてるでしょkira




  『鍋工房 姫野工作所』
   〒581-0037 
   大阪府八尾市太田1-11
   tel:0729-49-5174
   fax:0729-49-5152
   http://www.nabekoubou.com

コンフィチュール | permalink | comments(3) | trackbacks(0) |

パンのお供たち

先週末の『NIKKEIプラス1』に、
「塗るぜいたく、パンのお供」のランキングがありました。
そこに、私がフランスで働いていたパティスリー「Maison FERBER(メゾン・フェルベール)」のコンフィチュールも堂々ランクイン星



紹介されていたのは、『ストロベリージャム ミント、黒こしょう入り』で、Le fruit de l'auroreでも出しているフレーバーイチゴジャム コンフィチュールとしてお馴染みのイチゴで、その中でもフェルベールならではの組み合わせです。

ハーブやスパイスは、苦手な人も多いので、且つコンフィチュール(ジャム)との組み合わせとなると、ちょっと抵抗があるかもしれません。
でも、ミントとコショウがアクセントになって”甘ったるさ”を消してくれるので、
「甘さひかえめ」を好む日本人にこそ、オススメだと思いますぐー

「ミントの風味が後味に残り、もう1度食べたくなる」
「ミントとコショウによって味が引き締まり、より豊かな風味に」
とのコメントが書かれているのですが、他にランクインしているジャムが『いちごジャム』と、『オレンジマーレード』なのを見ると、選んでいる方々の好みが独特なようにも思えないですし、是非一度、このフレーバーを試してみてください。

ちなみに、このランキングの1位はイタリアの「クレーマ・ジャンドゥーヤ」というチョコペーストヌテラ しかも200g・2,047円の高級品ですむっく
今まで生きてきた中で、私の家にパンのお供としてチョコペーストのストックはなかったので、この結果はちょっと意外でした。
※フランスでは、もちろんヌテラ(Nutella)を常備してましたけどねおいしい

フェルベールは今回9位でしたが、
素材であるいちごは、フランスよりも日本の方がずっとおいしいので、
Le fruit de l'aurireの『いちご×ミント×黒コショウ』の方がきっと・・・ぐー
答えは、食べてみてご判断くださいえへ
コンフィチュール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |

Le La Les

先日、『オレンジ×ショコラ』を購入されたお客さまから、
商品到着後にメールをいただきましたメール

『チョコレートの畑の奥で、
 オレンジの娘さんがたおやかに手を振っている感じ…』

私のコンフィチュールから、こんな情景を想像していただけたなんてドキドキ
『おいしかったです!』の一言でも十分嬉しいのに、
なんとも詩的な表現で、ぽーっとしてしまいましたきらきら

確かに『オレンジ×ショコラ』は、見た目はしっかりショコラ色チョコ
口に入れて始めに感じるのもショコラの甘さと風味ですが、
すぐにオレンジの酸味が追いかけてくる感じぽかぽか

チョコレートを『畑』、オレンジを『娘さん』に例えたこのフレーズ、
商品説明として使いたいくらい、味を上手に表現されているのですが、
もう1つ、面白いポイントを発見しました。電球
フランス語で『チョコレート(chocolat)』と『畑(champ)』は、
どちらも男性名詞。
一方、『オレンジ(orange)』と『娘(fille)』は、どちらも女性名詞。
もしかすると、この一致が味の表現との一致にも繋がっていたりして?むっく

日本語にはないけどフランス語にあるのが、この男性名詞と女性名詞。
日本語には"冠詞"自体がないため、特に日本人が間違いやすいとも
言われており、私も大の苦手です・・・とほほ
「男性名詞か女性名詞か分からないから、飛ばしちゃえ!」
と、ときどき冠詞をつけずにごまかしてたのですが、
やはりネイティブには変に聞こえるそう。

なので、たわいもない話してる時などは、話の最中にいきなり
『ん?これってle(男性名詞)なの?la(女性名詞)なの?』
と、聞いたりもしたのですが、相手は話の内容に夢中なので、
『そんなのどっちでもいい!意味は通じるから!』
などと言われる始末・・・。間違った冠詞を使ったら『ん??』って思うくせに!怒

そんな雑談をしていたら、一緒に働くパティシエの子(男性)が、
 『まぁ、カッコイイ、クールな物は、だいたい男性名詞なんだよ!
  le chocolat(チョコレート)、le macaron(マカロン)、
  le gâteau(ケーキ)!』
と得意気に言い出したので、私は
 『そんなことないもん!la crème(生クリーム)、la farine(小麦粉)、
  la pâte(生地)・・・確かにパッとしないか?』
とガックリしたことがむっく 

中には『Pâtisserie』という単語のように、
『お菓子』を意味する場合は『le pâtisserie』と男性名詞になり、
『お菓子屋さん(お店)』を意味する場合は『la pâtisserie』と女性名詞になるものもあり、ホントにフランス語って不思議でややこしいびっくり

でも、『オレンジ×ショコラ』の感想をくださった方のように、使う言語が違っても、
何となく男性っぽい、女性っぽいという感覚は、似ているのでしょうね。
美味しい、美しい、面白い・・・生活環境の違いを超えて共通する感覚がある
なんて、ちょっと宇宙惑星を感じる気がしませんか?大袈裟!?!?えへ
コンフィチュール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |

きっかけ 〜 craqué pour la confiture

もともとコンフィチュール(ジャム)に対して特別こだわりもなかった私が、
なんとなく愛着を持ち始めたのは、ワーキングホリデーでフランスに滞在した時でした。

ホームステイ先は、小さな3人の子供を持つ、私と同世代の夫婦のお家。
そこには、朝食で必要なコーヒーやハーブティ、パンに塗るヌテラ(子供たちは大好き!私も。)、はちみつなどを並べた『朝食グッズトレイ』があり、そこに並ぶコンフィチュールの数にびっくり!!
フランスの朝食といえば、『クロワッサンにカフェオレ』と思いがちですが、実際はパンにバターやコンフィチュール、はちみつを塗ったタルティーヌが一般で、
リッチなヴィエノワズリーを食べるのは日曜日だけ、とも言われています。

コンフィチュールを毎朝食べる上に、子供が3人もいるこのお家では、
1ビン開けたくらいじゃすぐになくなっちゃう。
なので、常時5〜6種類のコンフィチュールを開けて、楽しんでいたのです。
何て贅沢!!
しかもすべて手作り!!!
ママやおばあちゃんが作ったものはもちろん、近所のお友達が作ったものも。
フルーツが豊富に取れるアルザスでは、お家でコンフィチュールを作る人も多く、一度にたくさん作って、みんなで交換っこするんです。

そんな朝食に感激してたら、ママたちにすっかり
『モモコはコンフィチュール好き』
だと思われ、ママのママ、つまりおばあちゃんが、私をマルシェの買出しに誘ってくれて、その果物でコンフィチュール作りを教えてくれました。
これが私のフランスで作ったコンフィチュール第1号。
アルザスらしく、『マルメロ』と『クェッチ(アルザス特産の小ぶりのプラム)とくるみ』のコンフィチュールでした。

そういえば、私がフランスに来て初めてもらったプレゼントも、
コンフィチュールだった!
たしか、庭で取れたフランボワーズやグロゼイユで作った
『フリュイ・ルージュ(赤い実)』の自家製コンフィチュール。
まあ、いくらフランス、アルザスと言えども、男の人から自家製コンフィチュールをプレゼントされるなんて、ちょっと変な話で・・・。
ママも面白がって『食べよう!食べよう!』と早速開けてみたら、
なんと中にキノコが生えてた!!!
みんなで大爆笑♪ きちんと脱気できてなかったんだろうなぁ。

それでもママは『ここだけ取っちゃえば大丈夫よ。よくあるわ。』と言って
キノコを取り除き、みんなで普通に食べました。もちろん私も。
味は・・・6人みんなで完食しました☆


コンフィチュール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |